親子二人が暮らすマンションのリノベーション計画です。今回はLDK部分に範囲を限定して提案をしました。元々の間取りの
都合上、LDKは就寝スペースも兼ねており、まず新規に設けた納戸とカウンター収納によりそこを軽く囲ってコーナー化しま
した。また、キッチンも配管勾配や換気ルートを事前に確認した上で、壁付け型から対面型に変更する平面計画としました。
LDK空間にアイランドやペニンシュラ状に配置されたキッチン、カウンター収納、TVボードの3点は 全てラワンランバーの
収納箱にタモの集成材天板が載り、レンガでフレーミングされています。木製家具にレンガのラフさやパタンのリズム感が重
って、温もりと素材の重みが交わった家具たちはその役割も形状もまちまちながら、調和を取りながら空間を奏でています。
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